寄宿舎日誌

グループ カードゲームをしました

寄宿舎では,毎月1回「元気っ子タイム」としてスポーツやゲームなど,みんなで余暇を楽しむ機会を持っています。舎生が企画・運営を担う活動で,自治会活動の一環です。

黒板に,カードゲームの目的と,各自が選んだお題カードを貼っています。
今回は巷で流行っているカードゲーム「はぁって言うゲーム」をしました。
このゲームは,お題カードに書かれた短い言葉を表情や手話表現,言い方を工夫して,言葉に含まれている感情を当て合うゲームです。
相手に伝える「表現力」と,相手の感情を見抜く「洞察力」を必要とします。

聞いている人は,椅子から前に乗り出して出題者を凝視しています。
ゲームが始まりました。
出題者が選んだお題は「はい」です。
ノックをされた時の「はい」・怒られた時の「はい」など8種類の「はい」の中から1つを選んで出題します。
「はいぃぃ!!」気合いの入った「はい」が響き渡りました。
「もう1回お願いします。」
わからない時は,わかるまで聞くことが大切です。

回答札を一斉に挙げています。出題者は答えの札を,じらしながら挙げています
1人1問,全6問のうち出題者の気持ちをくみ取ることが難しい表現もありましたが,それが今回の醍醐味です。
和気あいあいとゲームを楽しみながら,言葉にいろいろな感情が含まれていることや,同じ言葉でも,人によって表し方が違うことがわかりました。

 
元気っ子タイム終了後は,普段の会話の中でも自分の表情や態度を気にする姿が見受けられ,コミュニケーションスキルの向上に繋がったようです。