徳島県立徳島聴覚支援学校
徳島県立徳島聴覚支援学校
県内の小・中学校に設置されている難聴学級を担任されている先生方を対象に、「難聴学級担当者研修会」が6月16日、徳島聴覚支援学校多目的ルーム等を会場に開催されました。徳島県下の小・中学校から17名の先生方が集まり、聞こえの仕組みについてや難聴児への具体的な支援の方法についての研修を行いました。講義だけでなく、難聴体験や授業参観などにも熱心に参加していただきました。耳栓とイヤーマフを用いての難聴体験を行うことで、多くの先生が「思ったよりも聞こえにくい」、「文字やジェスチャーなどの視覚情報があれば内容を推測する手掛かりになる」など難聴による困難さや支援の有効性に気づいていました。
徳島聴覚支援学校サポート課では、今後も地域の小・中学校との連携を深めながら、難聴児童生徒への支援を行っていきます。
本校の子どもたちもお世話になっている徳島大学病院の言語聴覚士の「中村和己 先生」をお招きして、人工内耳の研修会を開きました。中村先生からは最新の人工内耳のモデルから本校の子どもたちが装用しているモデルまでの使用方法や点灯ランプの見方等の説明がありました。本校の子どもたちと関わっている中村先生だからこそ、本校の教職員にとってたいへん役に立つ情報を得られる時間となりました。これからも校内でも子どもたちの聞こえに関わることについて理解を深めていこうと思います。中村先生、ありがとうございました。
11月22日〜12月1日に校内で生活支援機器展示を行いました。
振動する目覚まし時計や腕時計、インターホンと連動するフラッシュライト、火災報知器、振動で検温完了を知らせる体温計、音声で話した言葉が文字になる機器などを展示しました。振動やライトの強さは機器によって異なり、調整できるものもあり、さまざまです。生徒たちは時計の振動を比べたり、どれが便利そうか友達や先生と話したりしていました。また、振動式体温計が良さそうだと言う保護者の方の声も聞くことができました。
8月26日(金)、本校ランチルームをメイン会場に、徳島県立徳島聴覚支援学校研修会がオンラインで開催されました。
この研修会は「地域まるごと専門性向上事業」の一環として行われ、校内の教職員だけでなく、地域の難聴学級の先生方や、難聴児の教育に携わる校外の先生方にも参加いただきました。
講師は、福岡国際医療福祉大学 教授の 平島 ユイ子 先生。長年、難聴学級など聴覚障がい児教育の現場でお勤めされた方です。きこえやことばの指導に関して具体的で専門的な内容を、分かりやすくお話いただきました。
11月1日(月)に徳島県教育委員会パワーアップ事業の一環として「徳島聴覚支援学校研修会」を開催しました。
県内各地の難聴学級担当の先生方7名にご参加いただき,補聴器や補聴援助システムの仕組みについての演習や,難聴児への支援のあり方についての講義を行いました。
また、後半は,総合教育センター指導主事の中山育美先生をお招きし,「難聴児の自己理解について」をテーマにご講演をいただきました。中山先生の講演には、本校教員40名も参加しました。
中山先生が、難聴学級や通級指導教室を担当されたご経験から,本校や地域の学校で学ぶ難聴児の心理や心の成長,そこに寄り添う教師の支援のあり方について,具体例をもとにわかりやすくお話していただきました。中山先生にご指導いただいたことを、参加者一同生かしていきたいと思います。
・JR(牟岐線)二軒屋駅より徒歩2分
・徳島市営バス二軒屋駅前バス停より徒歩2分
地図
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