徳島県立徳島聴覚支援学校
徳島県立徳島聴覚支援学校
令和4年12月9日(金)の午後,令和4年度 第2回 学校運営協議会を開催しました。
「学校運営協議会」制度は、地域住民等が学校運営に参画することで,学校は「開かれた学校」づくりに努めるとともに,地域と共にある学校へと転換し,特色ある学校づくりを進めるためのものです。徳島県では,県立学校全ての学校が,令和4年度までに「学校運営協議会」を設置することが義務づけられており,各校が魅力・特色ある学校づくりに努めています。本校でも、昨年度に徳島視覚支援学校と合同で設置しました。学校運営協議会委員は、学校から推薦をした大学教員、医師、PTA代表、地域住民の方、関係諸機関の方へ県教委から委嘱され、校長も委員を務めています。
第1回 学校運営協議会では,「学校経営方針」「教育課程」「学校評価」等について事務局から提案をし,委員の皆様に承認を得ることができ、ご意見やご感想もいただきました。
この度の第2回学校運営協議会では、「徳島視覚支援学校に期待したいこと」「徳島聴覚支援学校に期待したいこと」ついて、委員の皆様一人ひとりから、予めご意見をいただいたうえで、視覚分散会・聴覚分散会に分かれて熟議を行いました。教頭先生の司会により、1時間以上にわたって熟議が行われ、本件唯一の聴覚障がいを対象とする特別支援学校である本校に期待されていることを、改めて感じることができたとともに、今後の学校の在り方についての御提言を、「キーワード」としていただくことができました。その後、各分散会のまとめを徳島視覚支援学校と共有して、会を終えました。
徳島聴覚支援学校では、①聴覚障がい教育の専門性の維持・確保と,実用性・応用性の伴うコミュニケーション力の育成 ②関係機関との連携による卒業後のサポート ③センター的機能のさらなる発揮による難聴特別支援学級への支援の在り方 の3点が、キーワードとして挙げていただきました。
本校へ期待されていることをしっかりと踏まえたうえで、学校経営方針の作成や教育活動の実施と評価に生かしていきたいと思います。