徳島県立徳島聴覚支援学校
徳島県立徳島聴覚支援学校
人権・キャリア教育課は,3つの業務を担当しております。
人権教育・・・・・・・「人間の尊さ」や「生命の尊さ」を基盤に据え,学んだことを行動に結び
つける実践力を養うことをめざした教育を推進しています。
キャリア教育・・・・社会的・職業的自立に向け,お手伝い活動,職場体験,就業体験を中心
とし,様々な活動をとおしてキャリア発達を促す教育を推進しています。
進路指導・・・・・・・将来への展望を持ち,進路の選択・計画をして,進路相談,情報提供を
行っています。
2月28日(水)、本校森美智仁先生を講師に「23年間ろう学校、聴覚支援学校で勤めて気付いたこと」というテーマで講演をしていただきました。先生ご自身の経験や、ろう学校、聴覚支援学校の教員として感じていること、本校の子どもたちに培ってほしい力などを分かりやすくお話いただきました。
参加者からは、「聞こえにくい方の思いや経験を直接お聞きすることができてよかった」、「本校の人権教育についての紹介があり、保護者にも分かりやすくて良かった、講師の言葉は、当事者の気持ちを伺えるとても貴重な内容だった」というご意見を頂きました。今後も充実した研修を行ってまいりますので、保護者の皆様のご参加をお待ちしています。
12月10日(日)、県立二十一世紀館すだちくん森のシアターで、令和5年度「人権に関する児童生徒の作品」表彰式がありました。
当日は、標語ポスターの部で知事賞を受賞した高等部2年山市優奈さんが、表彰を受けました。最初はとても緊張した表情が見られましたが、本番ではステージ上で立派に賞をいただきました。
その後、多目的活動室で作品展示を見学しました。展示は、理事長賞を受賞した、小学部6年岡本栞菜さん、高等部2年山本樹さんの作品も展示されていました。
8月9日(水)保護者及び教職員対象の事業者見学を実施しました。
今回は、板野町にある特例子会社 株式会社ハートフルコープとくしまと
就労継続支援A型事業所 株式会社ステップアップコープとくしまを見学させていただきました。
各事業所の設備や業務内容を丁寧に説明していただきながら、利用者さんが業務に取り組まれている様子を見学しました。
ハートフルコープとくしまでは、紙、プラスチック類、缶など資源ゴミの集積、加工といったリサイクル資源の販売までの様子をはじめ、食品や日用雑貨の検収、仕分け、包装、加工といった作業など、多くの仕事が行われていました。
ステップアップコープとくしまでは、注文書を読み取る機械や、支所から回収されたコンテナ・蓄冷材などの洗浄作業のための設備、商品包装袋のくくり作業、チラシの丁合作業の様子を見学させてもらうことができました。
学校を卒業した後、幼児児童生徒がどのように「はたらく」という意識を身に付けていけばよいのかを考える貴重な時間になりました。
ハートフルコープとくしま、ステップアップコープとくしまの皆様、ありがとうございました。
7月19日(水)5、6時間目に、株式会社ときわ消費生活アドバイザー
松井美穂様をお迎えし、「社会人として必要なビジネスマナーの基本」というテーマでお話を伺いました。
ビジネスマナーを身に付けておくと第一印象が良くなり、相手と良好な人間関係を築くことができると最初に説明をしていただき、身だしなみや表情、言葉遣いなど、社会人として必要なマナーを教えていただきました。
初めて知ることも多く、将来社会人となった時の自分を想像しながら参加することができました。
8月9日(火)保護者及び教職員対象 の事業所見学を実施しました。
社会福祉法人未来さんでは,就労継続支援B型事業所である「ワークスタイルみらいB」から,就労移行支援事業所・就労定着支援事業所の「ワークステーションみらい」まで多くの事業を展開されています。今回は,名東町にある「CAFÉ STYLE」に併設されている事業所を見学させていただきました。
各事業所の業務内容を丁寧に説明していただきながら,利用者さんが業務に取り組まれている様子を見学しました。
B型事業所では,カフェや洗濯等の仕事に取り組まれています。接客や調理,個人で取り組む作業など,多くの仕事内容が実施されていました。
A型事業所では,厨房作業や清掃作業を行われています。特に食品を扱う厨房作業では,衛生管理が厳重に行われていました。
新型コロナウイルス感染症への不安がある中でしたが,快く受け入れていただきました。
卒業後を見据えて,どのような力を幼児・児童生徒が身に付けていけばよいのかを考える時間になりました。
ワークステーションみらいの皆様,ありがとうございました。
6月下旬に,人権擁護委員さんよりきれいなお花をたくさんいただきました。
視覚支援学校と分けて,本校では作業学習でプランターに植え替えを行い,
玄関や畑などで大切に育てています。
7月13日(水)の昼休みに就業体験・職場見学報告会を行いました。
徳島県立中央テクノスクール美容科・理容科を見学した生徒からは日課や実習の様子,2つの科の相違点についてポスター発表がありました。続いて,県外企業で2週間の実習を体験した生徒から会社の概要や取り組んだ仕事内容,寮生活で感じた事などの報告がありました。2人とも伝え方に工夫が見られ,参加した生徒たちも発表者の良いところを探しながら熱心に聞いていました。
短い時間でしたが,普段の学校での学習と卒業後の生活のつながりを知り,在学中にどのような事をしておけば良いのかを考える機会となりました。
1/20(木)の午後,徳島大正銀行人事部教育課課長 麻植幸恵氏様を講師として招聘し、キャリア教育出前授業「お金の授業」を行いました。
まず,お金は働く(社会に参加する)ことで得ることができるもので,社会に出て働くまでに「自分の価値を高める」ことが重要であると説明いただき,次にお金の使い方についての説明がありました。「キャッシュレス」が当たり前になっている現在,買う前にそれが自分にどうしても必要なものかどうかを考え,限られた収入の中で支出を考えなければならないこと,キャッシュレス決済の際には,現金は使わなくても実はお金を使っているということを理解し,そして最後に,お金を貯めること(貯蓄)の大切さについてお話がありました。
生徒からは,預金通帳の作り方や貯蓄のコツなど積極的な質問が出て,有意義な学びになりました。
なお、この度のキャリア教育出前授業は、「公益財団法人e-とくしま推進財団」キャリア教育担当の角様に、日程調整等をお願いしました。角様、たいへんお世話になりました。
また、当日は、朝日新聞、徳島新聞の記者様の取材もあり、生徒がインタビューに応える機会もきただき、生徒の成長につながる機会となりました。
11月25日(木),徳島県人権教育指導員である,鳴門教育大学大学院学校教育研究科の谷村千絵先生を講師に,「感染症と人権」についてお話しいただきました。新型コロナウイルス感染症が流行していた頃に考えていたことを生徒が発表したり,他校の生徒が思っていたことを紹介していただいたり,絵本「ねぇ、その気持ち話してみて」の読み聞かせと感想の発表,物理的距離と心理的距離についてなど,身近に起こった人権問題をテーマに対話形式で分かりやすく進めていただきました。
生徒からは,「人権について深く考える機会となりました」「ぼくはコンくんの気持ちに近かったです」などたくさんの意見や感想があり,大変有意義な学習になりました。
8月2日(月),県内外でご活躍の落語家 桂七福さんをお招きして,視覚支援学校と合同であいぽーと徳島の協力による教職員対象人権教育セミナーを実施しました。
テーマは「心のバリアをひらく」ということで,「伝える」仕事をするうえで,高い人権意識をもって日々の指導や支援に当たることの大切さを,日常的によく使われる「普通」や「かわいそう」という言葉を使いながら分かりやすく説明していただきました。
また,自分と相手との言葉のとらえ方にずれが生じた時の対処法について,できるだけ即座に訂正することが円滑な人間関係には大切であることも実例を基に教えていただきました。
最後に,落語「おすわどん」をご披露いただき,日本の伝統文化である落語を楽しみながら,言葉のもつイメージについて学ぶことができました。
大変お忙しい中,本当にありがとうございました。
・JR(牟岐線)二軒屋駅より徒歩2分
・徳島市営バス二軒屋駅前バス停より徒歩2分
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~とくしま まなびのサポート~
徳島県教育委員会が家庭学習応援動画サイトを開設しています。
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