寄宿舎日誌

2020年11月の記事一覧

グループ 卒業生との交流会

2学期の自治会活動として『卒業生との交流会』を行いました。
今回は卒業生でもある,本校の聴覚障がいのある先生に来て頂きました。

事前学習では,NHK放送の
『ハートネットTV「~ウィズコロナろう者難聴者今困っていることって~』
を視聴しました。
その感想も踏まえて,交流会で先生に聞きたいことを考えてもらいました。

交流会当日,質問には「お店の人がマスクをつけたまま話された時に
わからない時はどうしますか?」や,
「自分の聞こえをどのように相手に伝えたらいいですか?」など,
実際に困った経験のあるコミュニケーションの内容が多く並びました。

画用紙6枚に質問が記入されている。「見える電話を使っていますか?」「買い物の時にお店の人がマスクをつけたまま話された時にわからない時はどうしますか?」「先生が一番困った事はなんですか?」「自分の聞こえをどのように相手に伝えたら良いですか?」「健常者とのコミュニケーションで困ったことは何ですか?」「理解してもらうためにはどんな工夫したのですか?」   4人が机の四隅に位置し,女子舎生と先生が立ち上がっている。女子舎生はホワイトボードを持ち,先生は手話をしながら女子舎生に話しかけている。
  
先生が質問に答える前に,「自分だったらどうするの?」ということを
考えて発表することになりました。
自分のこととして具体的にイメージすることで,
他の人の意見にも共感したり感心したり,
それぞれの価値観が広がったのではないかと思います。

男子舎生が立ち上がり手話をしながら話している。    男子舎生が立ち上がり手話をしながら発表している。

『聞こえないことを自分から言わないと相手には分からない!』
『「言ったのに!」「聞いてない!」は仕事では通用しない!』と,
具体的に先生の対処法を教えてくださいました。
同じ聴覚障がいがある先輩からの経験を踏まえたメッセージは,
舎生の心に強く響いたはずです 絵文字:キラキラ 絵文字:キラキラ 絵文字:キラキラ
教えてもらったことを今後の生活に生かしていきましょう!

会議・研修 合同不審者対応訓練

10/26(月)合同不審者対応訓練を行いました。
寄宿舎への侵入を防ぐことを第一に対応にあたり,速やかに通報します。

侵入を防ぐため,施錠を確認しています。              ドア越しに不審者の対応をしています。


スチールラック2台とほうき2本でバリケードをしています。

万が一に備えて,バリケードを作り,不審者の侵入を防ぎます。

不審者の確保後,全員で集まり,安否確認をしています

不審者が警察に確保された後,安否確認をしました。
全員,慌てず落ち着いて行動することができました。

今回の訓練で,施錠の重要性を改めて実感しました。
今後も施錠を徹底して,安全な寄宿舎生活が送れるよう努めていきます。