寄宿舎日誌

2020年10月の記事一覧

会議・研修 感染症予防講習

第2回感染症予防講習を行いました。

最初に,1学期の講習で学んだマスクの扱い方や手洗いの仕方を,質問形式で再確認しました。

テレビの横に職員が立ち,話を進めている写真です

これから感染症流行期になります。
感染症にかからない,人にうつさないためにどのようなことを心がければよいのか,
兵庫医科大学病院提供「〜みんなで守ろう〜 ストップ!コロナウイルス」という動画を観ながら学習しました。

椅子から前に乗り出して,動画を真剣に観ているところです

その後,ワークシートを使って動画の内容を振り返りました。

動画の内容を振り返るワークシートの写真です

一人ひとりが普段から感染症予防を心がけ,
感染症流行期もみんなで元気に乗り切りたいと思います。

ノート・レポート 合同親睦会

寄宿舎では,毎年,視覚聴覚合同親睦会を実施しています。
今年は,新しい生活様式を考慮して,集まっての親睦会は行わず,
「お互いの事を知ろう」と題して,全員のプロフィール帳を作成することにしました。
マイプロフィール帳を熱心に書いています。
視覚聴覚舎生それぞれが,みんなに聞きたいことを並べた,マイプロフィール用紙ができました。
質問項目は,定番の「好きな食べ物は何ですか?」からはじまり,「将来の夢は?その夢に向けて頑張っていることは?」など卒業を見据えた質問もありました。
プロフィール帳。秋をテーマに中秋の名月の中に団子やうさぎ,とんぼや銀杏などのイラストが描かれています。
みんなの記入したマイプロフィール用紙をまとめて,「皆のプロフィール」として各階に掲示しました。
表紙も舎生が担当し,4冊のプロフィール帳が出来上がりました。
好きなことや,困った時の解決方法など,友だちのプロフィールを興味深げに読んでいました。
世界地図とともに,行きたい国の写真が掲示されています。エジプトやバチカン市国など様々です。
ふれあいコーナーにはプロフィール帳とともに「みんなの行きたい国」がその国の豆知識と併せて紹介されています。
初めて聞く国の名前もありました。
プロフィール帳が話題のきっかけとなり,またひとつ友だちの新たな一面を知ることができました。
結果として,一段と親睦が深まったのではないかと思います。

家庭科・調理 自立支援室を利用しました

寄宿舎には自立支援室が備えられています。
キッチン,トイレ,お風呂が完備されたワンルームです。
一人暮らしをイメージした体験的な活動を通して,自らの課題に気づき,社会生活に必要なスキルを身につけることを目的としています。

使用中の部屋の全景です。右にベット,奥にキッチンと浴室,左にトイレと物干しがあります

利用前には,緊急時の対応,自立支援室利用のルールや生活上の注意事項について学びます。
舎生は,可能な限り自分で考え判断し,寄宿舎の日課に捉われず自由にスケジュールを組み立てます。
卒業後の生活を想定して,各舎生に応じた目標や期間で利用することができます。

 

グループ カードゲームをしました

寄宿舎では,毎月1回「元気っ子タイム」としてスポーツやゲームなど,みんなで余暇を楽しむ機会を持っています。舎生が企画・運営を担う活動で,自治会活動の一環です。

黒板に,カードゲームの目的と,各自が選んだお題カードを貼っています。
今回は巷で流行っているカードゲーム「はぁって言うゲーム」をしました。
このゲームは,お題カードに書かれた短い言葉を表情や手話表現,言い方を工夫して,言葉に含まれている感情を当て合うゲームです。
相手に伝える「表現力」と,相手の感情を見抜く「洞察力」を必要とします。

聞いている人は,椅子から前に乗り出して出題者を凝視しています。
ゲームが始まりました。
出題者が選んだお題は「はい」です。
ノックをされた時の「はい」・怒られた時の「はい」など8種類の「はい」の中から1つを選んで出題します。
「はいぃぃ!!」気合いの入った「はい」が響き渡りました。
「もう1回お願いします。」
わからない時は,わかるまで聞くことが大切です。

回答札を一斉に挙げています。出題者は答えの札を,じらしながら挙げています
1人1問,全6問のうち出題者の気持ちをくみ取ることが難しい表現もありましたが,それが今回の醍醐味です。
和気あいあいとゲームを楽しみながら,言葉にいろいろな感情が含まれていることや,同じ言葉でも,人によって表し方が違うことがわかりました。

 
元気っ子タイム終了後は,普段の会話の中でも自分の表情や態度を気にする姿が見受けられ,コミュニケーションスキルの向上に繋がったようです。