校長室より

日誌

令和4年度 第75回卒業証書授与式が挙行されました。

 3月8日(水)に,令和4年度第75回卒業証書授与式を無事に終えることができました。今年度は、小学部児童4名、中学部生徒1名、高等部生徒3名の計8名がそれぞれの学部を卒業しました。今年度も新型コロナウイルス感染症への感染防止対策として,来賓数を本校PTA会長様のみとして,規模を縮小した形態での式となりましたが,校歌斉唱や在校生代表送辞、卒業生答辞歌など、卒業生の思い出に残る式になったかと思います。


 また、式に際しては,祝電・祝文・祝花を,旧職員をはじめとして,多くの方からいただき,ありがとうございました。卒業した児童生徒は,それぞれ4月からは中学部、高等部に進学したり,高等部を卒業した3名は、それぞれの進路に向かって旅立ちます。新しいステージでの飛躍を心から願い,そして大いに期待しています。8名の皆さん,卒業,おめでとうございます。

式辞を読む校長

祝電・祝文・祝花

 

 

 

 

 

 

 

 

                              令和5年3月8日

徳島県立徳島聴覚支援学校長 小谷慎一

 

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徳島中央ロータリークラブ様より寄贈がありました

 3月5日の午後、徳島市のJRホテルクレメント徳島にて、徳島中央ロータリークラブ創立40周年記念式典が開催され、参加させていただきました。式典は、徳島中央ロータリークラブ会長の藤田定吉様の点鐘で開会され、飯泉徳島県知事や内藤徳島市長が来賓として参加され、祝辞を述べられていました。

 この度、徳島中央ロータリークラブ様が40周年を迎えられることとなり、記念事業の一環として、本校の教育活動を充実させるために、デジタル一眼レフカメラ1台、ハイローベビーラック1台,デジタル顕微鏡カメラ1台を寄贈していただき、記念式典の舞台上で、40周年記念事業実行副委員長の増田優男様から、目録をいただきました。   

 なお、徳島中央ロータリークラブ様からは、毎年、徳島市内の高等学校・特別支援学校の卒業予定者を対象とした、善行生徒表彰を実施していただいており、先日も、この度の40周年記念実行委員長を務められた木村清志様が、該当生徒への表彰状を持参くださいました。

 この度の40周年記念事業の寄贈品をしっかりと利活用するとともに、本校の教育活動、保育活動、乳幼児教育相談及び、生活指導の質をさらに高め、徳島県の聴覚障がいのある幼児児童生徒へのセンター的機能を維持・継承できるように、教職員一同努めたいと存じます。

 徳島中央ロータリークラブ様、本当にありがとうございました。大切にそして有効に活用させていただきます。

記念式典の机上記念式典の舞台      

 

 

 

 

 

 

 

増田優男様と 記念式典次第と目録

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第6回とくしま特別支援学校きらめきアート展について

2月24日(金)の午後2時頃、徳島県文化の森総合公園内の徳島県立二十一世紀館で3年ぶりに開催された、

「第6回とくしま特別支援学校きらめきアート展」を見学しました。

 

この2年間は、コロナ禍のため、残念ながらWeb会場のみでの鑑賞となりましたが、

今年度は、ようやく会場で、県内特別支援学校の幼児児童生徒の作品を、じっくりと鑑賞することができました。

二十一世紀館入口の立て看板 会場内の徳島聴覚支援学校ブース全景

本校のブースは、会場の奥にありましたが、コーナーを利用した立体的な展示となっていました!

会場での開催は2月26日(日)で終わりましたが、Web会場では3月24日(金)まで開催中です。

四国内の特別支援学校の作品も掲載されていますので、ぜひご覧ください。

徳島聴覚支援学校ブースを別角度から  きらめきアート展のチラシ

 

きらめきアート展のWeb会場は、こちらからどうぞ!!

          ↓

          きらめきアート展QRコード

 

 

 

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第2回 学校運営協議会について

令和4年12月9日(金)の午後,令和4年度 第2回 学校運営協議会を開催しました。

「学校運営協議会」制度は、地域住民等が学校運営に参画することで,学校は「開かれた学校」づくりに努めるとともに,地域と共にある学校へと転換し,特色ある学校づくりを進めるためのものです。徳島県では,県立学校全ての学校が,令和4年度までに「学校運営協議会」を設置することが義務づけられており,各校が魅力・特色ある学校づくりに努めています。本校でも、昨年度に徳島視覚支援学校と合同で設置しました。学校運営協議会委員は、学校から推薦をした大学教員、医師、PTA代表、地域住民の方、関係諸機関の方へ県教委から委嘱され、校長も委員を務めています。

第1回 学校運営協議会では,「学校経営方針」「教育課程」「学校評価」等について事務局から提案をし,委員の皆様に承認を得ることができ、ご意見やご感想もいただきました。

この度の第2回学校運営協議会では、「徳島視覚支援学校に期待したいこと」「徳島聴覚支援学校に期待したいこと」ついて、委員の皆様一人ひとりから、予めご意見をいただいたうえで、視覚分散会・聴覚分散会に分かれて熟議を行いました。教頭先生の司会により、1時間以上にわたって熟議が行われ、本件唯一の聴覚障がいを対象とする特別支援学校である本校に期待されていることを、改めて感じることができたとともに、今後の学校の在り方についての御提言を、「キーワード」としていただくことができました。その後、各分散会のまとめを徳島視覚支援学校と共有して、会を終えました。

徳島聴覚支援学校では、①聴覚障がい教育の専門性の維持・確保と,実用性・応用性の伴うコミュニケーション力の育成 ②関係機関との連携による卒業後のサポート ③センター的機能のさらなる発揮による難聴特別支援学級への支援の在り方 の3点が、キーワードとして挙げていただきました。

本校へ期待されていることをしっかりと踏まえたうえで、学校経営方針の作成や教育活動の実施と評価に生かしていきたいと思います。

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第59回全国聾学校卓球大会香川大会への出場を通して

徳島聴覚支援学校の生徒は、午前中の四国連合チームとしての団体戦で、また午後からの個人戦でも健闘しましたが、残念ながら1回戦で敗退となりました。

本校のアリーナの4倍以上ある会場で、全国から勝ち上がってきた強豪と対戦することは、たいへん緊張したでしょうが、全国大会に出場できたことは、きっとこれからの人生にとっても、貴重な経験となることでしょう。

また、試合会場の高松市総合体育館のメインアリーナに隣接しているサブアリーナでは、惜しくも1回戦で敗退した選手同士の交流試合が行われました。

本校の生徒4名も、東京都立中央ろう学校、都立葛飾ろう学校、都立立川学園の生徒と交流試合ができ、他県の選手とラケットを打ち合う全国大会ならではの機会ともなりました。

さらに、四国連合チームでの競技参加を通して、四国の聾学校・聴覚特別支援学校の生徒や先生方とも交流ができ、コロナ禍における貴重な成長の機会となったことと思います。

選手の皆さん、引率の先生方、お疲れ様でした。

 

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第59回全国聾学校卓球大会香川大会について

11月4日(金)から6日(日)まで、高松市総合体育館で、第59回全国聾学校卓球大会香川大会が開催されています。

本校からも高等部生徒4名が、四国代表として、この全国大会に参加します。

競技は、本日の5日(土)から開催され、午前中は団体戦、午後からは個人戦が行われます。団体戦は、男子が愛媛県立松山聾学校・愛媛県立宇和特別支援学校との連合チーム、女子は香川県立聾学校・高知県立高知ろう学校との連合チームで出場します。個人戦は、男女とも出場します。

全国大会で、まずは一勝を目指していただきたいですが、学校の代表として、四国代表として出場できることを自信と誇りにして、全力を尽くしていただきたいと思います。そして全国大会がコロナ禍で開催できることには、多くの方々のご協力があることに感謝の気持ちを込めながら、ラケットを振っていただきたいと思います。

この全国大会出場を通して、徳島聴覚支援学校の生徒として、さらに成長されることを期待しています。

会場前の立看板 

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株式会社西精工様 従業員有志の皆様による除草作業について

10月8日(土)の朝9時から、昨年度に引き続き、株式会社西精工の授業員有志の皆様及び家族計23名の方が、本校への奉仕活動として、幼稚部の前庭・校舎の中庭・運動場の除草作業に取り組んでくださいました。

幼稚部の前庭は砂場周りを中心に、校舎の中庭は緑の絨毯のような雑草を、そして小学部の児童が行間によく利用する運動場の固定遊具の周囲を中心に、除草作業を行っていただき、砂場や遊具の周囲等がとてもスッキリしました。

連休明けの10月11日から、子どもたちは遊具遊びを楽しんでいました。西精工従業員の皆様、貴重な休日に奉仕作業を行っていただき、本当にありがとうございました。

幼稚部前庭 砂場周囲の除草の様子

中庭の「緑の絨毯」除草の様子

運動場固定遊具周囲の除草の様子

 

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第73回四国地区聾学校体育大会について

去る7月22日の金曜日に、本校屋内運動場棟2階アリーナにて、第73回四国地区聾学校体育大会が開催されました。

参加した出場選手は事前の体調管理を各校で行っていたうえで、当日の体温測定や手指消毒はもちろんのこと、参加した学校専用の控え室を設けたり、会場の常時換気や定期的な窓の全開をするなど、感染症対策の徹底を実施することで、3年ぶりの四国大会を無事に実施することができました。

 

本校からは8名が参加し、他県の選手と対戦する貴重な機会となりました。公式試合を経験する中で、生徒が成長していく様子を垣間見ることができ、本校の先生方も声を出さないようにしながら、心の中で全力で応援していました。

特に、高等部の個人戦は、上位3名までが、11月に香川県で開催される、第59回全国聾学校体育大会香川大会に出場できるとあって、緊張感ある中での競技となりました。

本校の選手8名は、全員がベストを尽くすことができたと思います。そして、高等部3名が全国大会への出場権を獲得することができました!

 

四国大会開催にあたり、徳島県教育委員会様、徳島県特別支援学校長会様に大会を後援していただき、また、徳島県教育委員会特別支援教育課長様には御祝辞を賜り、ありがとうございました。

なお、藤浦理事長様をはじめとして、徳島県卓球協会の皆様には、お忙しいところ審判団としてご協力いただき、さらに、大会運営にも御助言を頂きましたことに、改めてお礼申し上げます。

 

次年度は、愛媛県の宇和特別支援学校で、この四国地区聾学校卓球大会が開催されます。来年に向けて、本校卓球部も、準備を進めていきましょう。

会場の様子1

 

 

 会場の様子2

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3年ぶりとなる本日の運動会、お世話になりました。

本日は,徳島聴覚支援学校の3年ぶりの運動会でした。
昨日は,前日の夜からの断続的な雨も朝には上がりましたが,徳島市は「曇り時々雨」の予報となり,また気温も低く風もあったこと,子どもたちの体調面等、総合的に判断して、本日へ順延させていただきました。

おかげさまで,子どもたちは青空の下,日頃の成果を発揮することができました。
前日と打って変わって,雲一つない天気となり,「夏日」となることが想定されたことから,感染症対策と熱中症対策を踏まえ,小刻みな休憩や水分補給を挟みながらプログラムを実施しました。

本校の運動会は、2歳児の教育相談から高3生まで,参加者の生活年齢差が16年あるため,子どもたちの疲労度を考慮した時間調整をしながらの運動会でしたが,紅白に分かれて取り組み、子どもたちの周りにはテントや万国旗・運動会の曲、そして家族の応援があるのは、まさに「運動会」でした。

何より学校の幼児児童生徒ち全員が揃って、3年ぶりに全力で競技に取り組む様子は,この2年間はできなかったことでしたので、その瞬間に立ち会えることは、教師冥利に尽きる瞬間でした。特に、幼稚部から高等部まで参加者全員でバトンをつなぐ「とくちょー!リレー」や,全員が法被を着て踊る「とくちょー!阿波踊り」は,感涙ものでした。

保護者の方にも,受付での検温や体調確認及び氏名の記載,テント内での手指消毒やマスク着用,運動場敷地には各家庭2名までの参加制限等の運動会当日の対応、また本日までのご家庭における感染症対策の徹底にもご理解・ご協力を賜り,本当にありがとうございました。なお、観客席となった保護者用テントやブルーシートの準備・片付けも、保護者の方全員でご対応いただき、たいへんお世話になりました。重ねてお礼申し上げます。

令和4年度は,本日のように,保護者の皆様にご協力をお願いしながら,感染症対策の徹底とともに,学校生活に潤いを与える学校行事に、教職員一同取り組んでいきたいと思いますので,今後ともよろしくお願いします。

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よろしくお願いします。

 皆さん,こんにちは。
 令和4年度より,徳島聴覚支援学校の校長となりました,小谷 慎一(こたに しんいち)と申します。
 4月8日は始業式でした。ぱんだ組に、新しい幼児が加わりました。4月11日には,中学部に4名,高等部に4名の生徒が入学し,4月12日には,幼稚部に4名が入学し、全校で39名となりました。また,寄宿舎には4名が入舎し,在舎生は5名となりました。

校長画像 本年度も,新型コロナウイルス感染症の感染拡大を予防するために,昨年度同様,保護者の皆様と連携を密にして,登校前・登校時の検温,手の消毒や手洗い,マスクの着用等,基本的な感染症対策の徹底に努めたいと思います。 
 始業式や入学式では,幼児児童生徒に,本校の校訓である「努力,自律,明朗」について,改めて話をさせてもらいました。
 一つめの「努力」とは,「自分の目標を実現するために力を尽くす」ことです。
 二つめは「自律」とは,「自ら学び,よく考え,正しく行動する」ことです。
 三つめの「明朗」とは,「明るく朗らかに」ということです。
 また,周りの人が困っていたら,助けてもらいたいことも併せて話しました。

 本校教職員一同,一人ひとりの幼児児童生徒が,自律して努力を続け,常に明朗で,周りの人を助けることができるような「人」として成長できるように,また,学校生活を笑顔で過ごすことができるように,教育活動・生活指導に全力を尽くしてまいります。保護者の皆様,地域の皆様,関係機関の皆様,徳島聴覚支援学校に引き続き御理解・御協力のほど,よろしくお願い申し上げます。                         

令和4年4月30日

徳島聴覚支援学校 校 長 小谷 慎一 

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