渉外・安全課

日誌

地域との合同防災学習

8月1日(木)に視覚支援学校と合同で、地域との合同防災学習を実施しました。
両校の幼児・児童生徒と保護者、教職員で約90名、地域の方と関係者で約90名、
合わせて約180名で行いました。

今回は午前の部、午後の部の二部制で実施しました。

【午前の部】
開会式の前に、まずハイゼックス米の調理を行いました。

 


  
 
 
  
 
用意されたビニール袋に米1合を入れ、規定の量の水を注ぎます。
次に、袋の中の空気を全部抜くようにしてから口を結びました。
それらを婦人会の方が中心となってお昼ご飯までに鍋で炊いてくれました。


開会式の後、各グループごとに体験活動を行いました。
両校の幼児児童生徒とその保護者、地域の方との混合のグループでした。

煙体験では、火災発生時の避難口の見つけ方や、避難時の姿勢について教わりました。
テントの中は煙で何も見えず、ほんの数メートルの距離も長く感じるほどでした。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
消化器体験では、消化器の持ち方、運び方、使い方を教わりました。
初期消火は大切ですが、自分の身長よりも高い火柱の際はかまわずに逃げて身を守ることが重要とのことでした。

 
 
 
バケツリレーでは水の代わりの玉を運びました。
隣の人に渡すときには「はい!」などのかけ声で合図をして渡しました。

 
 
 
防災工作では、ゴミ袋を利用した簡易レインコートの作成と、キッチンペーパーを利用したマスクの作成を行いました。
いずれもとても簡単に作ることができ、災害時だけでなくキャンプなどのアウトドアにも利用できそうです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
体験後はランチルームで昼食をいただきました。
午前中に調理したハイゼックス米にレトルトのカレーをかけていただきました。

 
 
 
 
【午後の部】
午後は、地域の方と教員のみの活動でした。

本校は徳島市の指定避難所となっています。
実際に避難所を開設する場合、どこにどんな施設を配置するのかをグループごとに協議しました。

 
 
 
 
 
高齢者や女性といった災害弱者への配慮はもちろん、
視覚障害者や聴覚障害者のための情報保障や、視覚障害者のためのガイドロープの設置など、本校ならではの課題も見えてきました。


その後は、体育館へ移動し、段ボール製の間仕切りの組み立てを行いました。
間仕切りは立ち上がると中が見える高さでしたが、防犯上、高くしすぎないことが大切だとのことでした。

30度を超す暑さの中での作業でしたが、スポットクーラーや扇風機、氷水コーナーを設置して熱中症対策をしながら行いました。

 
 
 
 
 
【お世話になった方々、ご協力いただいた皆様】(順不同・敬称略)
八万地域の方(町内会、自主防災会、民生児童委員、婦人会、施設の方他)
徳島東消防署職員の方
防災センター職員 田中さん
とくしま❝あい❞ランド推進協議会の方

暑い中、大変お世話になりました。