渉外・安全課

日誌

「地域との合同防災学習」を実施しました

8月4日(金)「地域との合同防災学習」を実施しました。

地域からは、八万民生児童委員協議会、日本赤十字社八万地区奉仕団、
八万地区自主防災会連絡協議会のみなさまが参加してくださいました。

また、聴覚支援学校と視覚支援学校の児童・生徒・保護者も参加しました。


開会式の後、初めに非常食の準備をする班と、体験活動をする班とに分かれました。

 
 
非常食の準備では、無洗米と水をハイゼックスの袋に入れ、空気が入らないようにして袋の口をしばりました。
そのあと、地域の方々が大きな鍋に入れて炊き出しをしてくださいました。

 
 
 
 
体験活動では、起震車体験・煙体験・避難所体験・防災グッズ作りを行いました。

 
 
起震車では震度6や震度7の揺れを体験しました。
激しい揺れの中では身動きが取れず、何もできませんでした。



 
 
煙体験では視界の悪い中、進むことの難しさを体験しました。
できるだけ姿勢を低くすること、ハンカチやタオルで口と鼻を覆うことが大切です。


 
 
避難所体験では再生紙を利用したパーテンションで区切った部屋や、
段ボールベッド、簡易トイレの展示がありました。


 
 
簡易トイレも段ボールでできています。
災害時は水が貴重なので、ビニール袋や凝固剤などを使用します。
今回は目隠しとしてテントを使った展示がありました。


 
 
防災グッズ作りでは、竹笛、新聞紙スリッパ、プラ板を作りました。

 
 
竹笛は倒壊した建物に閉じ込められた際に、自分の居場所を知らせることができます。

新聞紙スリッパは2枚で一足作ることができます。

 
 
避難先に室内履きがないときに代用できます。

 
 
 
体験活動はスタンプラリー形式になっていて、体験をするとスタンプがもらえました。

 
 
 
閉会式の後、非常食の試食としてカレーライスをいただきました。
ハイゼックスやレトルトカレーの袋はとても熱く、開けるときには注意する必要がありました。

 
 
今年度で,4回目の「地域との合同防災学習」となりました。
災害時への備えの大切さや身近なものを利用した防災グッズの作り方について学ぶことができました。

来年度も是非、地域のみなさんとのつながりを深めながら一緒に学習したいです。

視覚聴覚合同火災避難訓練がありました

6月13日(火)の2時間目に、視覚支援学校との合同火災避難訓練を行いました。
今回は聴覚支援学校2階の小学部教材室から出火した想定で行いました。


 
 
  非常ベルが鳴り、校内の電光掲示板にも緊急時の表示がされました。

 
 
  聴覚支援学校では、全員が避難するのに6分7秒かかりました。

両校で協力し、階段から車いすを降ろすのを手伝ったり、落ち着いて順番に避難することができました。


 
  
校長先生からは避難するときの約束「おはしもち」
のお話がありました。

「お」・・・押さない
「は」・・・走らない
「し」・・・しゃべらない
「も」・・・戻らない
「ち」・・・近寄らない

この約束を守って、万が一の時に全員が無事に避難できるよう心掛けたいです。

「届けよう,服のチカラ」プロジェクト 梱包作業

「届けよう,服のチカラ」プロジェクトも,いよいよ大詰め!
 本校では,11月15日~18日のオープンスクール期間に回収箱を設置したところ,毎日たくさんの方が子ども服を持ってきてくださいました!

     
 届けてくださった方と直接ふれあうことができました 毎日,箱からあふれるほどの子ども服が届きました  教室は,集まった子ども服でいっぱいになりました 


 集まった子ども服を,小学部5・6年生が11月18日(金)に,中高等部有志と城南高等学校の人権委員会,生徒会の皆さんの合同チームが21日(月)に,梱包作業を行いました。

       
小学部の梱包作業。1枚1枚ていねいにたたみました  本校中高等部有志と城南高校との合同梱包作業  てきぱきと手を動かして,あっという間に梱包終了  運送会社の方に最後の段ボールを無事に預けました 

 前回(10月21日)の城南高校での発送分と合わせると,集まった子ども服は 【1,273枚/232.4kg】 になりました。
 回収された子ども服はこれから,ユニクロ社の方の手によって,世界の難民の子どもたちに直接手渡しで届けられる予定です。
 たくさんの方々のご協力に感謝します!本当にありがとうございました。

「Jアラート」チェックOK!

 みなさんは,「全国瞬時警報システム」(通称『J-アラート』)をご存じですか?
 J-アラートは,津波を初めとする大規模災害や,武力攻撃事態が発生した際に,国民の保護のために必要な情報を通信衛星を利用して,瞬時に地方公共団体や指定行政機関(学校などの公共施設や病院など)に伝達します。
 本校にもこの設備が備わっていて,毎月1回「J-アラート」の試験放送が流されます。職員が分担して,児童生徒が使う教室やトイレなど様々な場所で,放送がきちんと聞こえるかをチェックしています。
 先日の,鳥取での地震の時には,まず館内に「J-アラート」が鳴り響き,それと同時に教員のスマホや携帯が鳴り始めました。それから実際に揺れ始めるまで10秒ほどあり,「机の下に入りなさい」と落ち着いて指示を出すことができました。日頃の訓練のおかげですね!
 11月4日は“津波対応避難訓練”が予定されています。さまざまな状況に対応できるチカラを,訓練を通して身につけて行きます。

視覚支援学校でも“服のチカラ”を!


10月1日(土),徳島視覚支援学校の「視覚支援機器展示」の企画展にあわせて,“届けよう,服のチカラ”プロジェクトの回収ボックスを,校舎玄関前に設置していただきました。
本校の運動場では,八万東保育所さんの運動会も開催され,多くの方々に活動を知っていただく機会になりました。
今年度も,みんなのチカラを結集して,“服のチカラ”を難民の方々に届けましょう!

  回収ボックス   回収ボックス
 玄関入り口の目立つところに回収ボックスが!  訪れるお客さんたちに,活動を知ってもらえました。

“届けよう、服のチカラ”プロジェクト 城南高校文化祭にて

お隣の「城南高等学校」の文化祭が,9月3日(土)に開催されました。徳島聴覚支援学校も啓発展示で参加させていただきました。
今年度は,そのコーナーの一角に,城南高校の人権委員会とヒューマンライツ部のみなさんが,“届けよう、服のチカラ”プロジェクトの「子ども服回収ボックス」を設置し,服の回収をしてくださいました。(世界の難民キャンプへ届ける活動です)
そこで,本校の中学部・高等部の有志の生徒も文化祭に参加し,城南高校の生徒のみなさんと一緒に,回収活動と徳島聴覚支援学校で行われる回収活動の「チラシの配布」を行いました。

     
 城南高に設置された回収コーナー。持参してくださった方に“お菓子のつかみ取り”のサービス♪  高校生や教員だけでなく,一般の方も持参してくださり,ボックスはあっという間にいっぱいに。  両校の顔合わせ。緊張もありますが,筆談や口話ですぐに打ち解けました。若いってすごい!
     
 一般の来場者にも,チラシを積極的に配ります。皆さん,生徒の話に熱心に耳を傾けてくださいました。  中学生も,高校生に負けじと活動しています。中学から長期にわたって関わりを育てる良い機会です。  筆談も,時代が変わればツールも変わります。高校生に紙と鉛筆はいりません。スマホって便利♪

 徳島聴覚支援学校の校舎での「子ども服回収」は,11月15日(火)~18日(金)のオープンスクールの期間となっています。
 みなさん,ご協力よろしくお願いします!

城南高校と地域の方々へご報告 ”服のチカラ” プロジェクト

   2015 年度 “ 届けよう、服のチカラ   プロジェクト に  

                  ご協力いただき ありがとうございました。    
             
 3月22日(火)午後,城南高校の人権委員会のみなさん(20名)が来校されました。
 本プロジェクトの活動(7月~2月)の報告と,ご協力いただいたお礼を お伝えしました。

     

  株式会社ユニクロ が, 国連 難民高等弁務官事務所(UNHCR)と連携していることも学びました。
  みなさまから届けて下さった「子ども服」は,全部で5,407着!
 ホームルーム活動や放課後の自主活動で,段ボールへの梱包作業をしました。
 ユニクロ本社(山口県)へは,10月~11月に5回に分けて送りました。

     

 ユニクロからの「難民キャンプ フォトレポート」によると,今年度は東アフリカに位置する
 「ウガンダ共和国」で 避難生活を送る難民の方々に約120万着の衣服が
届けられたそうです。
 みなさまから 寄せられた「あたたかい気持ち」が,難民キャンプを「笑顔」でいっぱいに
することができました。
 感謝の気持ちを込めて,本校高等部の生徒のイラスト入りで「チラシ」を作成しました。

      

 徳島聴覚支援学校 と 徳島視覚支援学校は,併置となり 2年間が経過しました。
 これからも地域の方々と 「心がつながる」 時間を大切に歩みたいと思います。
 どうぞ,よろしくお願いいたします。

 

 

「徳島県まなぼうさい活動賞」 県知事表彰

  平成26,27年度と2年間にわたり,徳島視覚支援と徳島聴覚支援両校は,八万地域の方々と合同防災キャンプ・合同防災学習を実施してきました。
 みなさんと一緒に体験活動を通して,防災避難施設の果たす役割を考えたり,地域の方々にも両校の幼児・児童生徒に対する理解を深めていただく機会をもちました。これは,両校の教育理念「4つのつながる」(学びがつながる,未来につながる,地域とつながる,心がつながる)にそった取り組みです。
 その活動が認められ,平成28年1月6日(水),あわぎんホールにて徳島県知事より表彰状をいただきました。この有意義な活動を今後とも継続し,地域の方々とも良い関係を築きたいと思います。

       

地震・津波避難訓練

11月5日(木) 徳島 視覚支援学校と合同で、地震・津波避難訓練を行いました。
 地震で通れない通路があり,校内放送は破損を免れ放送できると想定しての訓練でした。
 本校は聴覚に障がいのある幼児・児童生徒,教員がいます。また,中庭など放送の聞こえない場所もあるので,互いに連絡しあっての避難となりました。黄色の旗を本部の位置とし,津波到着の想定時間内に屋上へ逃げることができました。