寄宿舎日誌

新規日誌

「バドミントン」&「フリースロー」

舎生と職員が円陣を組んで膝に手をあてて,膝を伸ばしてストレッチをしているところ

 

 今年最後の「元気っ子タイム」は,「バドミントン」と「フリースロー対決」です。
   舎生も職員も全員で円陣を組んで,舎生の号令に従って 準備体操をします。
  職員はこの時点で,すでに悲鳴が…「う~う~」

 

 

ネットを挟んで舎生がコートに1人ずつラケットを持って試合をしているところ。

 

 まずは,バドミントン。舎生同士の対決から始まりまし た。

強烈なスマッシュやネット前にポトンと落とすショットなど,白熱した戦いが行われました。

 

 

ネットを挟んで相手チームが相談しているところを,もう一方のチームがその2人を見ているところ。

 

  舎生と先生混合チームでの戦いは,運動不足の職員の動きがネックになってきます。 
「今のは先生がとってよ~」
「ごめんごめん」

 

 

舎生チームの2人がガッツポーズをしています。

 

  バドミントン最後の対決は,舎生VS職員対決です。

「よっしゃ!」
 舎生チームは,小さく左拳を握りしめました。
 小さく,小声で喜びを表現しています。
 相手チームへの配慮も忘れていません
「心技体」が揃った舎生チームがもちろん勝利しました。

 

バスケットゴールに向かって舎生がシュートをしているところ。両手でボールを持って体全体のバネを使っている様子。バスケットゴールに向かって舎生がシュートをしているところ。ゴールネット上にはバスケットボールが入りそうな軌道で飛んでいます。 

フリースロー対決でも舎生VS職員チームで行いました。 

 「はいれ~」「いけ~~」  きれいなボールの軌道に,全員が対決を忘れてシュートが入るように願います。

 3Pシュートが何度も決まって,こちらも舎生チームの勝利でした。

 

 

男子舎生がバスケットゴールを片付ける長い調節ねじを回してバスケットゴールを片 付けている横で,女子舎生は掃除機でモップのゴミを吸っているところ。

 

 最後の片付けでも,しなければならないことを,自ら見つけて動くことができるようになってきました。

 成長を感じた,「今年最後の「元気っ子タイム」でした。

 

 

     

給食・食事 夕食会

 

2学期の夕食会は,巷で噂の食事宅配サービスを利用して行いました星

舎生が机にパーティションやお皿を並べて夕食会の準備をしている様子

 

 

 

 

 

 

注文は事前に済ませたので,当日は会場準備をしながら料理の到着を待ちます 。

 

ヘルメットをかぶった配達員から舎生が料理を受け取っている様子

 

 

「こんばんは!」

大きなリュックに料理を詰めて,

無事に寄宿舎まで届けてくれました急ぎ

 

 

 

足下にリュックを置いた配達員から舎生が料理を受け取っている様子

 

 

「ありがとうございます!」

初めてのサービス利用で緊張しつつも,

無事,全員分の料理を受け取ることができましたキラキラ

 

 

 

 

配膳を終え,全員が席についたところで「いただきまぁす喜ぶ・デレ給食・食事

全員がロの字形に配置した席に着いて夕食会を始める様子

 

 

 

 

 

 

 

自分が注文したお店や料理の紹介,食レポをしながら,

美味しく,楽しい時間を過ごすことができました家庭科・調理音楽

  

緊急対応訓練をしました

負傷者役の人形に職員がタオルで患部を押さえて止血しているところ

 

 徳島視覚支援学校と合同で職員の緊急対応訓練を実施しました。

「どこが痛みますか?」

「楽な姿勢でいいですよ~」

負傷者の不安を軽減できるように、声をかけなが応急手当を行います。

 

 

 

職員が内線電話を使って校内放送をしているところ

 

学校に一斉放送をかけて、教職員に応援要請を行います。

寄宿舎での緊急時は,夜間や早朝の時もあり,応援職員が駆けつけられない時もあります。

 

 

 

 

 

負傷者の周りに職員が駆けつけて対応を相談しているところ

 

 

限られた職員で,迅速に処置を行えるよう,今後も訓練を重ねていきたいと思います。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グループ 合同親睦会

2年ぶりに集まっての合同親睦会ですにっこり音楽

司会原稿やゲームの得点表もバッチリ仕上がっています了解

 

舎生と指導員3名が椅子に座っている。右端に立っている女子舎生が司会をしている。

 

今回はストップウォッチを使い,20秒ピッタリで止めるゲームをしました。

誤差が少ないチームの勝ちです。

舎生チーム vs 職員チームの対戦は忖度なしの真剣勝負注意

2試合の接戦をものにしたのは…職員チーム!

  

前屈みになって椅子に座っている女子舎生。顔の前で手を合わせ,タイムの結果発表を祈りながら待っている。

 

 本来は2試合で終了予定でしたが,

 舎生より「泣きの1回をお願いします」との声が。

 各チーム代表1名による決定戦の結果,

 無事(?) 王冠舎生チームの勝利王冠

 

 

 

お楽しみの景品をもらい,満足そうな笑顔が印象的です期待・ワクワク

行事のあと,それぞれのおすすめお菓子を食べた感想を

相手に伝え合うなど,普段はない交流場面も生まれています興奮・ヤッター!

感染症対策のため,短時間での実施となりましたが,笑顔あふれる行事になりましたピースキラキラ

今回の行事を通して,他生の新たな一面を知った舎生もいたようです。

 

舎生2名が笑顔で写っている。2名とも右手にジュース,左手にお菓子の入った袋を持っている。

 

これからも,両校舎生が協力し合いながら,楽しい寄宿舎にしてもらいたいと思いますキラキラグループキラキラ

グループ 合同親睦会 ~事前準備~

毎年寄宿舎では,視覚聴覚両校で合同親睦会を実施しています。

両校舎生が一緒に活動する貴重な機会です。

 

ゲームの得点表作成などの事前準備,司会進行などの当日係を

舎生同士が相談して分担を決めました。

また,その役割をこなすための段取りなどもそれぞれが考えました。

 

当日の景品は,各舎生おすすめのお菓子詰め合わせです喜ぶ・デレ音楽

  「○○さんはチョコが好きって言ってたなぁ」

  「△△さんは酸っぱい物が苦手らしい」

事前にリサーチし,相手のことを考えながら各自で準備しました。

 

スーパーで女子舎生がメモを取りながら,お菓子を選んでいる。 男子舎生がラッピング袋にラッピングタイを結んでいる。

 

音楽どんな親睦会になるか楽しみですね音楽

視覚障がいの擬似体験

本校寄宿舎は徳島聴覚支援学校と徳島視覚支援学校の舎生が一緒に生活をしています。

先日,本校の舎生から,視覚障がいによる見え方について質問がありました。

そこで,徳島視覚支援学校サポート課より,擬似体験キットをお借りするとともに,

本校の舎生が揃う場面で一緒に体験する時間をとりました。

 

ゴーグルをつけた舎生二人が左右に1メートル程度離れている。右の舎生が手を挙げて左の舎生を呼んでいる。左の舎生は首をかしげている。

 

視野狭窄,白濁,全盲など様々な疑似レンズをゴーグルにセットしました。

ゴーグルを装着してみると,1mほどの距離で手を振って呼んでいても,なかなか気づきません。

「おーい!ここ,ここー!!」

 

 

ゴーグルをつけた舎生が廊下の右端で立ち止まっている。右手を伸ばし,ドアを探しているがドアには触れることができていない。

 

廊下を一人ずつ歩行してもらいました。

手すりがないスペースは,恐る恐る手探りで慎重に進んでいる姿が印象的でした。

 

 

  

ゴーグルをつけた舎生が廊下の右端で立ち止まり,両手でゴーグルを調整している。足下に高さ20センチ程のゴミ箱がある。

 

あえて廊下の足下に置いてみたゴミ箱には,見事ぶつかってしまい,びっくりしましたね?!

体験の様子を録画し,後で個々に見てもらいました視聴覚

 

「聞こえにくい,聞こえない」と同じように,「見えにくい,見えない」程度や状態も一人一人違うことが,体験を通して少しイメージできたようです。

 

 

 

舎生がipadで映像を見ている様子。

 

最後に「これから自分たちができること」を考えてもらいました。

「廊下に物を置かない,右側通行などルールを守る。」

「話す時は,うなづくだけでなく,声で返事を伝える。」

など実感がこもった答えが返ってきました花丸

 

これから一つずつ,相手を思いやる気持ちや行動に繋がってくれればいいなと思いますキラキラグループキラキラ

 

 

iPadを使って

寄宿舎合同親睦会で使用する司会の原稿を,iPadを使って作成しています。

こんな言葉が聞こえてきました。

寄宿舎の自室でiPadを操作しているところ

 

「書いたり消したり早いなぁ~楽ちん楽ちん!」

「大事な所は,大きな文字にしておこう!」

「色もつけてみようかな~見やすくなった!」

「当日はいい司会ができそうな予感。次もこれで作っていい?」

 

 iPadの達人を目指してね。

聴覚集会

 9月の聴覚集会では,新型コロナウィルス感染症に起因する偏見や差別について話し合いました。

聴覚集会で,職員と舎生が向かい合って話をしている様子。

 日本赤十字社監修「新型コロナウィルスがもたらす3つの“感染症“」を教材に,感染症に関する差別や偏見について考える機会を持ちました。
 3つの感染症とは,①病気そのものの感染症,②不安という気持ちの感染症,③差別や偏見という意識の感染症を指します。
 この3つの感染症の負のスパイラルに関連して,舎生自身が「不安に思うこと」や「自分にできること」を考えました。

職員の話を舎生が聞いている様子

 舎生からは,不安にふりまわされないために「自分にできること」として,以下のような意見がありました。
・うわさを流さない。
・言い出しにくい空気にしない。
・身近な人に相談する。
 
 今回の話し合いでは,感染症に対して不安なことがあれば,「1人で抱え込まず,周りの信頼できる大人に相談すること」を解決方法のひとつとして伝え,集会を終えました。
 今後も継続して,日常のどんな場面で差別や偏見が起こっているかを学び,しなやかに対応する力と人を思いやる心を育んでいきたいと思います。

鉛筆 買い物学習

寄宿舎では,設定予算内で日用品やおやつを購入する『買い物学習』を行っています。

 

今回は,近くのコンビニへおやつを買いに行きました。

いつもはスーパーに行くことが多いので,プライベートブランドや新発売のお菓子など,コンビニならではの商品に興味津々虫眼鏡

 

舎生がプライベートブランドのスイーツを手に取っているところ

 

 

 

 

 

  

 

 

予算内に収まるように計算をしながら,商品を選びます。

 

「袋は要りません笑う

マイバッグを持参していることを伝えたり,レシートを受け取ったり,店員さんとのやりとりを自分で行うことも『買い物学習』の目的のひとつです。

 

舎生がレジで店員さんとやりとりをしているところ

 

 

 

 

 

 

 

アイスやスイーツなど,美味しそうなおやつをGETすることができましたピース

次回は予算額が増え,おやつだけでなく日用品も購入する予定です。今から楽しみですね音楽

 

合同不審者対応訓練

 9/13(月)不審者対応訓練を行いました。

 夜間を想定した訓練です。

 「建物の中に入れない」ことで安全を確保し,速やかに通報,避難の対応を行います。

職員同士で対応を相談中の様子。 職員がインターホンでやりとりしている様子。

 不審者を発見したら,すぐに状況を連絡して,直ちに対応を始めます。

不審者がインターホンを鳴らしている写真 不審者とインターホンでやりとりしています。

職員が舎生に一緒に避難するよう伝えている様子。 舎生は指導員の指示の下,すぐさま避難行動をとります。

外から窓に手をかけて,不審者が侵入する場所を探している様子。 不審者は侵入できる場所がないか,寄宿舎周辺をうろついています。

 110番通報で駆けつけた警察官に不審者が確保された・・・というところで訓練を終えました。

全員が集まって安否確認を行っている様子。 収束放送後,安否確認を行いました。

                     

 緊張感をもって,全員で真剣に訓練に取り組むことができました。

 これからも,舎生の皆さんが,寄宿舎で安全・安心な生活を送るために,必要な不審者対策を講じていきたいと思います。